日本酒というのは、当然ながら日本で作られたお酒だから「日本酒」と呼ばれているのです。
でも、同じく日本で作られたお酒でも、焼酎は日本酒とは呼ばれていませんね。
では、日本酒と焼酎の違いはなんなのでしょうか?
お酒は世界中に各種ありますが、大別すると醸造酒、蒸留酒、混成酒の3つに区別されます。
そのうち醸造酒とは糖質をアルコール発酵させたもので、日本酒がこれにあたります。
ですが、焼酎は醸造酒ではなく蒸留酒にあたり、蒸留酒とは上記の醸造酒を蒸留させたもの。
なので、日本酒と焼酎は作り方からして全く異なるのですね。
まぁ、日本酒と焼酎の違いは、日本酒がどれも米を原料に作られるのに対し、焼酎は麦や芋が主な原料という違いもありますが。
その他、日本酒はどちらかというと北、焼酎は南とか・・・
ちなみに、お酒の分類の3つ目である混成酒とは、醸造酒や蒸留酒に香料といった他の成分を加えたもので、各種リキュールなどがそれにあたります。
和食の調味料であるみりんは、実はこの混成酒の一種。
みりんもれっきとしたお酒の一種ですよ。知ってますよね?
富山の酒と言えば立山が有名。
駅などにも置かれていて、お土産で買われていく方も多いのではないでしょうか。
ただ、実はもうひとつ、高岡市“富山県で一番小さな蔵”だと言われるところで造られている
「勝駒」という日本酒も、県外人でも知っている人は知っている有名な銘酒があります。
東京の整体で勤める親戚のおじさんに、お盆に富山県に帰省するというと、
次に来るときに「勝駒」を買ってきてくれないかと頼まれ、3万円も渡されたことがあります。
その小さな蔵の創業は、明治39年(1906年)。
「勝駒」の酒名は日露戦争の戦勝を記念して付けられたんだとか。
ラベルのロゴは、芸術家 池田満寿夫の作品だそうでとっても力強さがある中に
デザイン性の高さもうかがえる素晴らしい作品となっていると思います。
ただ、この勝駒は一本一本の酒を全て大切に手造りで醸している小さな造り酒屋の為、
出荷本数も限られていて、地元でも販売店が限られてしまうほど。
まさに知る人ぞ知る銘酒です。
◆勝駒の種類◆
・勝駒 純米吟醸 生1.8L
・勝駒 純米吟醸 生720ml
・勝駒 純米酒 生1.8L
・勝駒 純米酒 生720ml
・勝駒 しぼりたて 生原酒1.8L(こちらは名前がひらがなで表記されています)
・勝駒 大吟醸1.8L
・勝駒 大吟醸720ml
・勝駒 純米吟醸1.8L
・勝駒 純米吟醸720ml
・勝駒 純米酒1.8L
・勝駒 純米酒720ml
・勝駒 特別本醸造 本仕込1.8L
・勝駒 特吟 大吟醸1.8L
・勝駒 特吟 大吟醸720ml
ギフトで喜ばれるのは勝駒 特吟 大吟醸1.8L 8,820円(税込)。
緑の瓶に金文字のラベルのやつです。
酒について全く知らなかった当時の自分は、
気を利かせたつもりで色々な種類の勝駒を3万円分買っていったのですが
その緑の瓶に金文字のラベルだけでよかったのにと言われたことがあります。(笑)
他のもおいしいんですけどね~
一度富山の隠れた銘酒をお土産にいかがですか?
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どんどん寒くなりますね。
寒い地域で美味しい日本酒がいろいろと作られているように、私は冬こそ日本酒の美味しい季節だと思っています。
温かい日本酒は身体の芯から温まりますからねぇ(*´ω`*)
(ちなみに、夏は夏で冷酒が最高です!)
温かい日本酒というと熱燗。燗酒とも、単に燗やお燗とも言いますね。
日本酒を温めてほしいときには「お燗してちょうだい」と言ったり。
この熱燗にも適した作り方、温め方というのがあります。
イメージとして強いのが、日本酒を注いだ徳利を水をはった鍋に入れて、その鍋を火にかける湯せんでの温め方。
わざわざこうするのには理由があって、日本酒は急激に温度変化させてはいけないため。
急ないり用のときには電子レンジで温めたりしますけど、なるべくなら電子レンジは使わない方が良いのです。
また、燗酒にも約50度程の熱燗や37度前後の人肌燗というのがあり、少しの温度差だけで味わいが異なります。
お酒の種類や銘柄によっても特に美味しくなる温度というのが異なるので、こだわりのお店や通の飲み方ともなると、たった1~2度の違いにも気を遣うのだそうな。
さて、冬というと忘年会に新年会、新年の挨拶にと日本酒が大活躍しますね。
飲み過ぎはいけませんが熱燗に身体を温める効果があるのは確かだから、クラウドの仕事ばかりで冷え性になりがちなコールセンターの知り合いに、美味しい日本酒のお店で熱燗でもごちそうしてやろうかな(自分が飲みたいだけ)
日本酒といえば新潟。
新潟といえば「にいがた酒の陣」。
毎年3月中頃に二日間の日程で行われ、今年は13日~14日、会場は朱鷺メッセのウェーブマーケットにて行われました。
新潟は日本酒の代表的な生産地ですから、日本酒好きなら存知の方も多いでしょう。
「にいがた酒の陣」とは、新潟に数多く存在している酒蔵の日本酒を試飲できる、日本酒好きにとっては1年の中でも特に盛り上がるイベントです。
1500円の前売り券、もしくは2000円の当日券だけで、なんと2日間日本酒飲み放題!
このイベントが楽しみで、地方からはるばる足を運んでいらっしゃる方も多いのだとか。
かくいうこの私も「にいがた酒の陣」は毎年楽しみにしていまして、仕事などで特に予定が入らない限り、このイベントへは必ず赴くようにしています。
ただ日本酒を飲むのではなく、お気に入りの銘柄を新しく見つけたり、日本酒好きの者同士で美味しい飲み方や肴などの意見を交わし合うのが楽しいのですよ。
毎年非常に有意義な経験ができるので、仕事のストレスも忘れてしまうというものです。
今年の「にいがた酒の陣」お会いした印刷を格安で行っている方の話では、仕事の失敗で少々投げやりになっていたそうですが、「にいがた酒の陣」という人生の楽しみがあるがために汚名返上に取り組んでいるのだとか。
・・・日本酒の力は偉大ですね(^_^)
最後に、ひとつだけ注意喚起をさせていただきます。
イベントで日本酒を飲んだら自分で車を運転してはいけません!
会場までは家族などに送り迎えを頼むか、公共交通機関をご利用くださいね。
呑んだら乗るな!
乗るなら呑むな!
お酒を飲むときには「器」も重要です。
日本酒には様々な種類があり、その日本酒を造った蔵元には、それぞれその日本酒に対するこだわりがあります。そのこだわりの味を一番よい状態で飲みたいものです。そのためには、その日本酒によって全く違ってくる香りや味を最大限に引き出す「器」というものも重要な要素となってきます。
日本酒にはそれぞれ成分の構成比があり、その微妙な差によって、香り方や、その時間も変わってくるため、日本酒を注ぐ「器」の容量や形によって、大きくその香りや風味といったものが違ってきます。
そのため、日本酒というのは、器に注いだ時点から様々な表情をみせるのです。つまり、大きな器に少しだけ日本酒を注いだ場合や、小さな器に日本酒を注いだ場合、温度変化の違いによって味も風味も変わってくるのです。
その日本酒本来の香りと味を楽しむのならば、それぞれの日本酒に適した容量である器を選ぶことが大切です。
日本酒を4つのタイプに分けた場合のそれぞれのタイプに適した器を紹介していきましょう。
<薫酒>
華やかに香る、香りの高いお酒なので、ラッパ型や円筒型のグラスを使用するか、白ワイン形状のものを使用するとよい。
<爽酒>
軽快でなめらかなお酒のタイプで、清涼感あふれるお酒なのでそのフレッシュさを味わいたいですね。そのためには温度があまり上がらないような器・グラスを選択するとよいでしょう。特に小さめの、飲みきりサイズのグラスや、冷やした薄手の器などが適しています。
<醇酒>
コクのあるお酒なので、その濃厚な香りがこもりすぎないような形の器を選ぶと良いです。特にうりざね型のグラスや、焼きしめの器などを使用すると美味しくいただけます。
<熟酒>
熟成されたお酒で、どこか複雑な味がし、香りが次々と変化していくため、その変化を楽しめるような形の器を使用するとよい。特に、ブランデーグラスのような形のグラスや、バルーン型のグラスを利用するといいでしょう。
日本酒の楽しみ方は人それぞれ様々ですが、そのひとつに季節と一緒に楽しむ方法があります。
季節を肌で感じながら日本酒を楽しむのです。日本の伝統的なアルコール飲料である日本酒を、日本の昔から変わらない美しさでもある季節の変化と共に味わう贅沢を感じたいものです。それでは、季節の中で暖かさを感じる春と夏について、その季節の日本酒とその楽しみ方を紹介していきましょう。
<春>
新酒、花見酒、桃花酒、菖蒲酒
「本醸造、純米酒」
仲間と花見でわいわい飲む時におすすめのお酒です。常温で飲むのがおすすめ。
「純米吟醸酒」
おぼろ月夜を見ながらゆっくりと二人で過ごすのにおすすめのお酒です。はまぐりの酒蒸や、菜の花のお浸しと一緒に飲むとグー。
「純米酒」
夫婦でしっぽりとか家庭で晩酌で飲むのにおすすめのお酒です。ほのかに温かくするとなお美味しさが引き立ちます。カツオのなまり節、焼き豆腐、ふきなどと一緒に飲むとよりおいしく飲むことができます。
「にごり酒」
少しあたたかい日に同僚と飲むのにおすすめのお酒。さより、うど、若竹煮などと一緒に飲むとグー。
<夏>
生酒、冷や酒、七夕酒、夏越しの酒
「生酒」、「生貯蔵」、「吟醸酒」、「純米の原酒」
暑い日にキンキンに冷やしたこれらのお酒を飲むのがおすすめです。
ごま豆腐の山葵添えや、おつまみで定番の枝豆、そら豆、焼き茄子などと一緒に味わうと尚良し。また、一手間加えたお酒のお供では、鱧(はも)の梅果肉添えや、鮎の塩焼きなどが美味しいですね。こうした料理は、見た目にも涼しく夏の食欲がおちているときでもするっとお腹の中に入る一品です。
日本は温帯に位置し、豊かな四季に恵まれています。私たち日本人はそうおした四季の移り変わりを目で、そして肌で感じて楽しんできました。そうした四季の楽しみ方に、日本酒とそれに合うおつまみがあれば、よりいっそう季節を感じることができ、また楽しむこともできると思います。
今回はだんだんと肌寒くなってくる季節である秋と、それに合う日本酒、そして食事と、体の冷える冬に最適な温まる日本酒や、それに合うお料理なども同時に紹介していきたいと思います。
<秋>
「食欲の秋」とも言われるほど、秋は魚、野菜、果物など、食べ物がおいしい季節です。食欲が増すと、日本酒の味わい方もそれに合わせて増してきます。
菊酒、冷やおろし、紅葉と酒、月見酒
「吟醸酒」
名月を見ながら飲むのにおすすめのお酒です。きのこ類や、栗、大根などのほかに野菜の天ぷらなどと一緒に食べても美味しいでしょう。また、秋を感じる秋刀魚(さんま)などの魚と一緒に飲むのも最高です。いずれにしても、秋においしい料理と共に味わいたい日本酒です。
「純米酒」
秋も終盤になり、いっそう肌寒くなってきた頃に、人肌かもう少し熱めの熱燗にして飲むとおいしい日本酒です。これも、秋においしい食材と共に飲みたい日本酒ですね。
<冬>
忘年会と酒、めでた酒、雪見酒
「本醸造」、「純米酒」
冬の寒さで冷えた身体を暖めるために、熱燗で飲むのにおすすめのお酒です。
「ふぐのひれ酒」
鱈ちりや、牡蠣の土手鍋などの熱々でおいしいお鍋や、ほくほくのおでん、大根と豚バラ肉の煮込と一緒に飲むのを想像しただけで至福の気分になれるお酒です。
日本酒の楽しみ方の一つに、温度を変えることによって楽しむ方法があります。冷やしたり、温めたり、好みはそれぞれです。
その中でお燗をつけて飲む場合、その温度によって表現の仕方が違ってきます。
30℃前後は「日向燗(ひなたかん)」、35℃前後は「人肌燗(ひとはだかん)」、40℃前後は「ぬる燗(ぬるかん)」、45℃前後は「上燗(じょうかん)」、50℃前後は「あつ燗(あつかん)」、55℃以上は「飛びきり燗(とびきりかん)」とそれぞれ名前が付いています。
このお燗の目安は、「香り」と「酸度」です。
「香り」を楽しむお酒の場合、お燗をつけるとお酒の香り自体も損なわれてしまうため、あまり良くないといわれます。それに対して、「酸度」の強いお酒や、コクのあるお酒はお燗をつけても苦味が出にくいのでお燗をつけるのは良いとされます。
次は冷やして日本酒を楽しむ場合ですが、この場合にもその温度によって表現が違ってきます。
5℃は「雪冷え(ゆきひえ)」、10℃は「花冷え(はなひえ)」、15℃は「涼冷え(すずひえ)」という名前がついています。
このように冷やで飲む日本酒は、香りを楽しむものや、さらっとしたタイプの日本酒が向いていると言われます。しかし、香りが高い日本酒の場合、冷やしすぎると香りも一緒に飛んでしまうため、「涼冷え」か「花冷え」あたりが一番美味しいそうです。
しかしながら冷か燗かということについては季節によるところも大きいので、季節に合った日本酒を選ぶのも重要な要素となります。
新潟は日本酒の産地として有名ですが、昔から新潟が日本酒の名産地だったわけではないようです。
戦後の新潟ではその貧しさから、甘いものを欲しがったため、日本酒もやはり甘いものが求められました。
しかし、新潟の日本酒はその寒い気候や酒造りには不利なミネラルの少ない軟水が使われて仕込まれていたという点で、味はうすっぺらなものだったそうです。
そうした中、1957年に、「五百万石」という、日本酒を造るときに使用される酒造好適米が誕生しました。
そのお米の名前の由来とは新潟県の米の生産量がついに五百万石を突破したというところからついたそうです。このお米の誕生によって、新潟の日本酒特有の「淡麗」が生まれました。「淡麗」として出来上がった日本酒はサラサラしたお酒である。このような条件下の新潟にとって、この五百万石の存在はとても大きかったと言えるだろう。
また、日本酒の特徴は、平成11年6月までのデータ(少し古いですが・・・)では、特定名称酒の出荷量の全国平均が25.5%であるのに対して新潟県の特定名称酒の出荷量は55.3%とおよそ2倍になっています。
このデータからも、新潟の日本酒というのは高品質なものにこだわったものであると言えるでしょう。
また、昭和の終わり頃の新潟県の日本酒の出荷数量を見ていっても、昭和60年の18.9%から特定名称酒が占める割合が3倍弱にも増えているので、新潟の日本酒というのは特定名称酒と共に発展してきたお酒といえます。
日本酒の製造方法はイロイロありますが、その製法によって日本酒の味や風味が違ってきます。
今回は日本酒の知識として作り方についてご紹介していきましょう。
<ひやおろし>
真冬、厳しい寒さの季節に仕込まれ、春先に絞られます。さらにその後、じっくりと時間をかけて寝かせられ、秋(外の温度と蔵に貯蔵されているお酒との温度が同じになる)になると出荷されます。
この製法は、出来立てのお酒独特の荒々しさが無くなり、まろやかな口当たりのお酒に仕上がります。このことから、秋に旬のお酒として楽しまれてきたこのお酒は江戸時代から飲まれているそうです。秋に旬を迎える食べ物と一緒に楽しむと抜群です。
<寒造り>
11月頃から翌2月頃までの最も酒造りに適しているといわれている寒い季節に酒造りをすることを言います。
寒い季節が酒造りに適しているのは、寒いことで雑菌の繁殖がおさえられるからだという理由です。この寒造りが盛んに行われるようになったのも「ひやおろし」と同様、江戸時代だそうです。当時は、この寒い時期に造られたお酒を「寒酒」と呼んでいたそうです。
「寒造り」というお酒は一番よい時期に造られた旬のおいしい日本酒だということです。
しかしながら、現在では蔵中の温度を機械によって簡単に調節できるようになってきたため大手の酒造メーカーでは四季醸造(一年中日本酒を造ること)を行うところが多くなっています。
これによって、どの季節でも、同じお酒を同じ味で飲めるようになったのはとても便利なことですが、一方で日本酒好きの人にとっては、日本酒に「旬」というものがなくなってしまい、どこか寂しい部分もあるようです。